肝臓の強化
デトックスの方法の中には 体内に取り込まれた有害物質を体内の解毒作用を高めて分解・排泄してしまう方法もあります。
体内に入ってくる有害物質の多くが高分子の有機物です、こういった有機物を分解して解毒処理しているのが肝臓です。
肝臓は様々な高分子の有害物質を分解することができますので、肝機能を高めることでデトックスが可能になります。肝臓は内臓の中で最も大きな臓器で体内の万能の化学工場とも呼ばれるくらいに化学処理に長けています。
しかし、現代の環境(農薬やダイオキシン、塩素化合物、窒素化合物などなど)や生活習慣(過度の飲酒、喫煙、ストレス、偏食による栄養不足などなど)の影響を受けて肝機能が低下している方が多いのです。
肝臓によるデトックスはイロイロな方法がありますが、肝臓とデトックスという関係で最も重要なことはグルタチオンの生成についてです、グルタチオンは酵素と呼ばれる種類の物質で肝臓で作られているものの1つで、グルタチオンが十分に作れるようにすれば肝臓の解毒機能は高まることが判っています。
それではデトックスをするためにグルタチオンという酵素を作る時にどんなことが必要でしょうか?
まず酵素を作る時には補酵素という物質が必要です。グルタチオンを作る場合には特にアセチルCoA(アセチルコエンザイムA)という補酵素が大きく関係しており体内に多くのアセチルCoAが必要とされています。
アセチルCoAは細胞内で分泌されるアルファリポ酸という物質から作られますが、このアルファリポ酸は25歳くらいを境に加齢と共に分泌が減ってくる物質で、平均すると40歳代でピーク時の2/3〜半分、50歳代でピーク時の半分、60歳代以降ではピーク時の20%〜30%程度の分泌しかできなくなってしまう物質です
加齢とともに肝機能が落ちてしまう原因の1つはアルファリポ酸の分泌不足が影響しているといわれています。
アメリカでの研究では加齢とともに肝機能が落ちてくる最大の原因の1つにアルファリポ酸の分泌不足が挙げられています。
これは飲酒などの外部要因によって減ってくるものだけではなく老化現象の1つですので分泌を増やす方法は今のところありません。
アメリカではアルファリポ酸の分泌不足による肝機能の不調にはアルファリポ酸の経口摂取で対応しています。アメリカでもアルファリポ酸のサプリメントはかなりの種類が販売されており それぞれが高い販売数を示しています。